【第57話】勉強が苦手な小学生を見て、考えたこと
この年末年始、姪っ子の勉強をみていました。
お勉強が苦手な小学生と算数のドリルに向き合う時間。それはまさに地獄でした。
というのも、現在小学6年生である姪っ子は、完全に授業に取り残されていて、小2のひっ算の足し算、引き算から曖昧でして...勉強に対する拒否反応がものすごかったのです。お勉強の時間だよ~!と言っても聞こえないフリ。黙ってイスに座っていられない。
正直、とても驚きました。私も別に勉強が好きなわけじゃなかったけど、これはなかなか惨い。何故こんな事になってしまったのか。今から挽回することはできるのだろうか。
とにかく集中力がない
姪はとにかく集中ができず、最初に教えていた姉(姪の母)、祖母も匙をなげてしまいました。私が合流する前は怒号と泣き声が飛び交っていたようです。笑 そんなこんなで年末年始の帰省中、私が勉強を見ることになりました。
本人は全くやる気がなく、算数を教えていてもず~~~~っとこちらに話しかけてきます。書く文字もめちゃくちゃで、自分で途中計算が読めなくなり、間違ってしまう。消しゴムできれいに消すことができず、ごちゃごちゃして嫌になる。
なんだか…小学生ってひとつひとつの動作が大人のように上手にできないものなんですね。なるほどなるほど。上手くできない事が積み重なって集中力を奪っていくのか。
ならば!と思い、長い髪をまとめ、正面が向けるよう机を広くし、消しゴムもよく消えるMONOを与え、芯がすり減った鉛筆もケム子のシャープペンシルを貸してあげました。(これは恐らく鉛筆を削ってあげた方が良い)
すると...なんという事でしょう!功を奏して、集中力アップ!二年生のひっ算は一気に終了させることができました。(小6だから当然なんだけども)
もし、自分が子育てすることがあれば、勉強道具や服装、髪型は集中できるようにサポートしてあげたいなぁ~と思いました。低学年のうちなんかは鉛筆を削るのを手伝ってあげたり、持ち物をきれいにしてあげたり、好きな文房具を持たせたりするといいのかもしれませんね。
人間は環境でできている
と、今回の経験を通して思いました。前述した物理的なこともそうですし、それを用意してくれる人が周囲にいるかどうか。ここが発達に大きく関わるのだなと。
姉は忙しく、手が回らず、ここまで来てしまいました。
遠い土地で子育てをしているため、祖母も手伝いに行くことができないし、姉も精一杯頑張っているため、責めることはできないのですが...。
この休み中は小2の中期?ぐらいまでの勉強は見てあげられたけど、本来やるべき小6のドリルとなると、初心者がオリンピックに出場するくらいの無謀さがありました。ちょっと厳しすぎる現実ですよね。これから先、どうするんやろ~~~。
負の部分は継承されちゃうのかも
(姉家は金銭的にはそんなに貧しいわけでも、暗いわけでもないんですけどね!)
だけど、やっぱり余裕がないから、こういう事になっている。
金銭だけではなく、時間や心の余裕も富に関係しているのだなと思いました。
姉を責めているわけじゃなく、姉も姪も大好きだから、もどかしさを感じています。
近くに住んでいたら色々サポートしたいんだけどなぁ~~~。(おせっかい)
お勉強ができなくても、好きなことで食っていけるよ!みたいな風潮もありますが、好きなことで食ってる人は、ある程度、小学校のお勉強はできたんじゃないかな~~。と思っています。
小学校のお勉強って、集中力を鍛えたり、粘り強く物事を考える練習だと、今回思ったので。
大げさに言うと、やりたい事や夢を、持つ・実現させる基礎能力を育む期間だったんだなぁ。
結局、家庭環境が子どもにもたらす影響って大きすぎるわけで。こういうの本当にどうにかならんかなぁ~~~~と思ってます。
いや、年明け早々重い!!!!重すぎる!!!!
みんな幸せな一年が過ごせますように!!!!(最後雑…!)
<ケム子的ファミリーヒストリー>
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