絶対に100万円貯めたい人のブログ

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どうしても達成したい100万円貯金について日々の苦悶を綴っていく所存です

【第38話】私の家の話➁~進学するお金がない! 前編~

<このブログは浪費家だった34歳が己の人生を見つめ直し、100万円の貯金を作り上げるまでの記録です。>

こんばんは。ケム子です!

実家に長期帰省中であります。実家にいると自分の過去について思い出すことが多いので、私の家の話シリーズというかたちで、実家のお金に関することを書いてみようと思いました。

➀はこちら

azuchangchangchang.hatenablog.com

 

親はそこそこ稼ぎがあるが、使い方がバブリーすぎる

ケム子の実家は日本の北の田舎町にあるのですが、地方都市にしては、今は亡き父の稼ぎは多かったそうです。(過去形)

調子のよい時は年収1,000万円に手が届きそうな時期もあったそうですが、あまり貯金には熱心じゃなかったようで、父は週3回は朝まで繁華街で飲み明かし、休日はゴルフにキャンプ、ダイビング・スキーなど、まさに人生を謳歌しつくしておりました。

その一方で何故かマイホームにはあまり興味がなく、手に入れたのは40代前半。35年ローンで約2,500万円の新築一軒家を購入したそうです。ケム子は確か小学5年生だったと思います。

新しくて、きれいなお家に、とても感動したことを今でも覚えています。末っ子のケム子がすでに小学5年生の時ですのでやっぱりちょっと遅めだと思いますが、それでも父の当時の稼ぎであれば、十分繰り上げて返済できるだろうと思っていたそうです。

まぁ最悪、子どもの誰かが払ってくれるだろうとも思っていたそうです(おいおい)

突然押し寄せる不況の波

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ちょっと苦い思い出


あれは確か、中学3年の頃。市内の進学校に進むべく、ケム子が受験勉強に明け暮れていた、ある日のこと。塾から帰ると明らかに普段と家の様子が違いました。

あからさまに親に元気がない。いつもはワイワイガヤガヤしている我が家なのに、静まり返っている。そして母の目も何故か腫れている!

いつもは機嫌よく酔っぱらっている父も、その日はお酒を飲んでいる様子がなく「ケム子、ちょっといいか?」と、母のいない部屋に呼び出されました。

これは…離婚??の二文字が頭をよぎりました。

重い口を開く父。「ちょっと、お父さんの会社調子悪くて、お給料ががっくり減るんだ。」「お前は今、勉強を頑張っているけど、大学には行かせてあげられないかもしれない。」父の顔は神妙でしたが、正直、ケム子は「えっ!?そんなこと??」と思いました。

というのも、今振り返っても要因が良くわからないのですが、中2の初めぐらいから急に学力が伸び始め、先生や親におだてられるままに勉強をしていただけなので、大学に行くとか、何になりたいとか、そういった事は全く考えていなかったのです。

家の状況も、食べ物に困るほどのことではなかったので、中学生のケム子には「家に金が無い」という事がピンときていませんでした。

「よく分かんないけど、たぶん大丈夫!」と純真無垢に答えるケム子を見て、父が安堵の表情を浮かべたことを覚えています。

タイトルの通り結局どうにもならず、進学できないわけなのですが、ちょっと長くなったので中編に続きます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。^^

中編では高校進学後の様子を臨場感たっぷりに書いていきたいと思います。

ケム子