【第59話】気づいたら100万円貯まっていたという話
<このブログは浪費家だった34歳が己の人生を見つめ直し、100万円の貯金を作り上げるまでの記録です>
なんやかんや100万円が貯まっていました。(あっけない…)
このブログを始めた当初は、
「よ〜し!100万円を貯金するまで、きっちり記録するぞ〜!」
と意気込んでいましたが、そこは飽きやすい私……
しばらくブログを書いていない間に、思いがけない賞与が入り、
預貯金100万円を達成していました…。
目標を達成した現在の心境を書いていこうと思います。
安心。とりあえず安心。
ケム子が貯金を始めたのは、2018年の12月。今からおおよそ3年前ですね。
これまでお金にテキトーで、貯金なんて考えたこともなかったケム子にとっては、
本当に大変なことでした。
まず、貯金をしなくてはいけないという発想がなかったんですよね。
30歳を目前にした時、「どうやらみんな、貯金というものをしているらしい。」
ということを知りました。
そもそも、なんで、お金を貯め始めたかというと、
「安心したかった」ということが最大の理由です。
貯金に励んでいる方の大半の理由はこれですよね。
突然のケガや病気に備えて…。
失業した時のために…。
貯金があると安心ですもんね。
ケム子もこのように、万が一に備えて…
と、思って、貯金をしていたつもりだったのですが、
実際に100万円を貯め終えると、本当にそうだったのだろうか?とも思います。
昔、何にも考えずお金を使いまくっていた頃、クラブで無限に酒を飲み、
みんなでウェーイ!アゲーーー!とやっている時に
「このまま行くといつか死ぬんちゃうか?」
という考えが頭をよぎる事がよくありました。
毎日毎日、クタクタになるまで働いて、週末は友達に誘われるままに遊び倒し、
好きかどうか良く分からない服を着て…自由に見えて全然自由じゃなくて…
自分って、いったい何なの? この暮らしって、誰のためなの?
死ぬんちゃうか?というか、緩やかに死んでいってるんとちゃうか?
頭をよぎる声は、日増しに大きくなっていきました。
心から楽しんでお金を使っているならまだしも、そうじゃなかった。
このまま行くと、自分の時間も無く、気がついたら人生終わってるんじゃない?
万が一の備えも、もちろん欲しかったです。
でも一番欲しかったのは、自分自身に対する信頼だったのかもしれない。
自分らしい人生の扉を叩く資格があるか。自分は信用に値する人間なのか。
これを早く確信して、安心したかったのかもしれない。
もちろん、まだまだこれからです。
そもそも、30代で100万円貯金なんて威張れた金額じゃないっぽいですしね…。
もっと、自由に、自分らしく(めっちゃ抽象的)生きて行くために、
貯金も含め、いろんな事にチャレンジしていきたいと思います。
貯金を達成してから、やっと物事をまともに考えられるようになったかも知れない。
以前は、いつも人と比べてしまって、
被害妄想の中をさまよい歩いているような感じがありましたが、
そういった気分になる事が急に少なくなりました。
「まぁ、こっちは宿題一個終わってるしな〜〜〜。」という余裕?なのか?
私はたまたま、お金が人生の第一課題だっただけで、人によっては、
ダイエットだったり、禁煙だったりするのかも知れませんね。
また、人生を進めて行く上で、新たな課題も出てくると思います。
その時は今回のように、楽しみながら足掻いていきたいです!
お読みいただき、ありがとうございました。^^
ケム子
<昔話はコチラ>
azuchangchangchang.hatenablog.com