【第34話】娯楽にお金がかからなくなってきた
<このブログは浪費家だった34歳が己の人生を見つめ直し、100万円の貯金を作り上げるまでの記録です。>
こんばんは。ケム子です。
30代以上の方の大多数の方が感じている事だと思うんですけど、ここ10年ぐらいで本当に、日常を楽しむために、あまりお金がかからなくなりましたよね。
ケム子は昭和の終わりの生まれで、多感な時期を平成という時代で過ごしました。インターネットはまだまだ創世記で、パソコンが得意な人達だけがそこから情報を受け取る程度のものでした。
幼少期〜思春期にかけてケム子が金をつぎ込んでいたもの
圧倒的に服とCDとゲームだったと思います。小学生の頃はお年玉が出るなり、兄とゲームソフトを買いに、近所のおもちゃ屋さんに並びました。(2人で割り勘してたなぁ)
中学生になると流行のCDや服を手に入れる為にお小遣いをせびり、高校生になってからは欲しいものを手に入れる為にアルバイトに明け暮れる毎日。
今やゲームも無料でできるものが沢山あるし、ネットで情報を得れば、UNIQLOやGUで十分おしゃれな格好ができる。CDも1,000円/月ぐらいで聴き放題。
携帯電話だって無料で話せるアプリがあるし、みんな何にお金使うんだ?
好きなコトを追求する為にはお金が必要だったけど、今はそこまで必要が無い気がする。それとも、課金するラインが上がっただけで、みんなより突出したい場合は今も変わらず、お金をかけなきゃいけないのかしら。
azuchangchangchang.hatenablog.com
良い時代になったな〜
と思うのです。自分は高校生の時に、携帯代を支払ったり、服を買ったりする為に週4〜5回ぐらいアルバイトしてました。当時はSNSも無かったし、楽しいものの追求にはとにかくお金がかかりました。
好きなものを買えていたし、アルバイトも社会経験にはなったと思うのですが、その一方でちょっと勿体無かったかな。とも思っています。
というのも、遅かれ早かれ、人はいずれ社会に出て働かなくてはいけないので、もっと落ち着いて勉強したり、みんなと一緒に部活をしたり、学びの時間に充てた方が、20代の経験に深みが出たような気もします。まぁ、アルバイトも学びか。
でもここまで書いて、結局、自分が今の時代に高校生だったとしても、何らかのカタチでお金を稼ごうとしたり、集めたりしようとしてただろうとだろうなーと思います。
というのも、無料で得られる情報や体験には限りがあるので、結局、無料で手に入れられる情報は吸い尽くしてしまって、お金をかけてでも知りたいことや、周りに差をつけたいことが出てくると思うからです。お金をかけなくて良い時代に、お金をかけた部分が、その人の個性となり、未来に繋がっていくんだろうな。
結局、金いるんじゃないか!
とも思うのですが、無料で楽しめるラインが底上げされた事は素晴らしい事だと思います。あと、稼ぎ方自体も単調なアルバイトだけではなく、好きなことを発信して稼いだり、クラウドファンディングで調達したり、創造的な方法が増えたことも素晴らしと思います。これからの時代だと明らかに後者の能力を伸ばしていった方が、良い位置につけそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^
考えにまとまりがありませんが、ふと、お金の価値ってどうなっていくのかな〜と考えた夜でした。
ケム子