【第61話】70代の母の前に立ちはだかる休業支援金申請
こんばんは。ケム子です。
今、母の休業支援給付金の申請を手伝っています。
母は派遣会社を通して、老人介護施設でパートをしています。
施設内でコロナが広まっちゃって、一カ月間、出勤停止になったんですって。
本人は「少しの間生活キツかったわ~笑」なんて笑っていました。が、それっておかしくない?本人が罹ったワケでもないのに休まなくちゃいけなくて、お給料も出ないなんて…
何か補償は無いのかしら?と思い、なんやかんや調べているうちに、「新型コロナウィルス感染症対応休業支援金・給付金」というモノを見つけたので申請してみることにしました。
コロナで休業しても、給与補償について教えてくれないこともある
母はそれなりに大きな派遣会社に登録していますが、補償については一切知らされなかったようです。
oh~~!!生活がかかっているのに、これは大変ですよね。
実際に母の部署のパートさんは、「一カ月も休んだら生活が立ち行かない!」と退職が相次いだそうです。
こういう時、「知らぬは損」だと強く思い知らされます。
何より、非正規雇用の人たちは雇用の調整弁であるって言葉を痛感しました。
というか、派遣会社さんも人集めが大変なんだからこういう給付金活用した方がいいよなぁ~~とも思ったりもします。
70歳の目の前に立ちはだかる大きな壁
いや~手続きが結構複雑なんですよ~。70歳の母が自力で申請するのは難しいと思います。
まず、実家にはWi-fiもパソコンも無いので申請用紙がダウンロードできません。
本当に困窮している人達はパソコン持ってないと思うし、用紙を印刷するプリンター持ってないと思うしなぁ~。
ちなみに申請書はこのサイトからダウンロードできます。
添付書類として給与明細が必要なのですが、母の会社の明細はwebで閲覧するタイプでして、ITが苦手な母は今まで見たことがなかったようです。(手計算してたらしく、逆にすごいw)
しかも、そのシステムに入るために必要な従業員番号が会社のミスで知らされいませんでした。
合理的なシステムなんだろうけど、不慣れな人間が介入すると途端に動作しなくなるという。ホントに世の中の課題だと思います。
とはいえ、申請はオフィシャルサイトを見れば何とかなる
そうなんです。高齢者やインターネットに不慣れな人が申請する分には大変ですが、普段からwebで情報を取ったり、仕事で事務的なことをしている人は割と簡単にできるかと思います。
コールセンターが繋がりやすいのもよい!
苦戦したのは
・申請用紙の形式の選定(中小企業用と大企業用があり、母の派遣会社はどちらか微妙だった)
・給与明細の添付(母の会社は休業分の明細はなく、賃金台帳を請求中)
・事業主が記入する欄があり、精神的ハードルが高い(母は目を付けられたらどうしようと言っていた)
そんなところです。
今は母が細かい書類を集めているところなので、進捗は追ってアップしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ケム子